EXHIBITION
展示会・活動紹介

【開催報告】 日欧宮殿芸術祭2025

会期 2025年9月19日〜21日
会場 ハル ドゥ ブラン マントゥー(フランス・パリ)
主催 JEPAA(一般社団法人 日欧宮殿芸術協会)
運営 クリエイト・アイエムエス株式会社

Exhibition Period: September 19 – 21, 2025
Venue: Halle du Blanc-Manteau (Paris, France)
Organizer: JEPAA Japan-Europe Palace Arts Association
Management: CREATE I.M.S CO.,LTD

日欧芸術文化交流の祭典『Japan Art Festival・日欧宮殿芸術祭2025』が、一般社団法人日欧宮殿芸術協会(JEPAA)の主催により、3年ぶりにフランス・パリで開催されました。芸術の都として知られるパリは、いまなお新しい文化が生まれる国際芸術都市であり、その地で再び本展が開催されること自体が大きな意義を持ちました。

会場となったパリ4区の「ハル・ドゥ・ブラン・マントゥ」には、日本とフランスの現代芸術家・文芸作家による305点もの作品が並びました。日本からは絵画や彫刻、水墨画や書、工芸や和歌など260点を超える幅広い表現が紹介され、伝統と革新の双方を兼ね備えた作品群に多くの来場者が魅了されました。特に新しい素材や技法を取り入れた工芸や、独自のテーマを深めた文芸作品は、現地の専門家からも強い関心を集めました。

会期中、会場には延べ8,000人近い人々が訪れ、連日熱気に包まれました。芸術を愛するパリ市民や観光客が作品の前で足を止める一方、現地の批評家やギャラリストからは「現代日本の多様性と質の高さを示す展示だ」との声が上がりました。初日には在フランス日本国大使館の齋藤敦 公使や、フランス芸術文化勲章シュヴァリエ受章者マルク・イゴネ氏らが来場。JEPAA理事による案内を受けながら作品を鑑賞し、その表現力の豊かさに感嘆の言葉を寄せました。さらに夕刻には記念式典「文化の夕べ」が開かれ、和太鼓グループ「OMAMORI TAIKO」の演奏が響き渡り、日仏文化交流の象徴的な時間となりました。

今回の芸術祭は、フランス初の万国博覧会から170周年という節目の年に重なり、歴史ある芸術都市パリでの開催となりました。日本とフランスの多彩な作品が一堂に会した本展は、両国の文化が響き合う場として大きな注目を集め、今後の交流に新たな広がりをもたらす契機となったことでしょう。


在フランス日本国大使館の齋藤敦 公使

フランスアーティスト代表 エリック・デュバリー氏

フランス芸術文化勲章シュヴァリエ受章者マルク・イゴネ氏

フランスアーティストインタビュー

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