【参加報告】日本マルタ友好協会 2025年新年会

 

スピーチをするアンドレ・スピテリ大使

 

スピーチをする白鳥会長

2025年1月28日、新橋の中華料理店「新橋亭(シンキョウテイ)」にて、日本マルタ友好協会の新年会が開催された。とくに今年は日本とマルタの友好関係60周年という節目に当たることから、昨年よりその動向が注目されていた。

日本マルタ友好協会の白鳥令会長は、開会の挨拶にて、両国が築いてきた長年の信頼関係を振り返りながら、これから2国間の交流がさらなる発展を遂げるのではないかと期待を寄せた。その一例として、昨年マルタに日本大使館が開設されたことも紹介され、両国のつながりが一層深まっていることが共有される中、これからの友好関係の広がりに思いを馳せるひとときとなった。

式中では、友好60周年を記念したロゴが披露され、デザイナー山崎様が登壇。ロゴには「60」の数字、両国旗と無限のシンボルが組み合わされており、両国の友好関係がこれからも続いていくことを象徴するデザインが施されている。今年はこのロゴが日本とマルタをはじめとする国際的な舞台で多くの人が目にすることになるだろう。

さらに、アンドレ・スピテリ大使とリアム・ガウチ一等書記官ご夫妻も特別ゲストとして出席。中でもガウチ一等書記官は今年を最後に退任することになっており、参加者たちから労いや感謝の言葉が寄せられた。また芸術文化交流についても、スピテリ大使とJEPAAの安広理事との間で、さらなる発展や具体的な協力の可能性について、実りある話し合いが交わされた。

新年会は終始和やかな雰囲気で進行し、参加者同士の親睦が深められるとともに、日本とマルタの未来に向けた新たな一歩を感じさせる場となった。
60周年の節目を迎える今年、両国の絆がさらに強くなり、今後の交流がますます広がることが期待される。

 

アンドレ・スピテリ大使(左)とJEPAA理事安広

 

日本・マルタ外交関係樹立60周年ロゴを制作した山崎様