【参加報告】 日本マルタ友好協会 2024年新年会

日本マルタ友好協会の2024年新年会が、128日に新橋亭 新館(東京・港区)で開催された。 

本協会は、日本とマルタの民間レベルにおける友好親善の機会構築および促進を目的として設立された。

マルタ共和国は、地中海に位置する島国で、マルタ騎士団の拠点となったり、地下巨大遺跡が発掘されるなど、歴史深い国として知られる。また、天才画家カラヴァッジョが匿われるなど、美術の世界にも関わりが深く、近年では日本との芸術文化交流が盛んになっている。

毎年恒例となっている新年会だが、今年は白鳥令会長をはじめ30名が参加。マルタ大使館のアンドレ・スピテリ全権大使や外務省欧州局西欧課長の柿原様、同課長補佐の山口様、草加市長の山川百合子様など、日本とマルタの外交の最前線に位置する顔ぶれが一堂に会した。JEPAAからも安広理事が参加し、スピテリ大使らと今後の芸術交流について意見を交わした。

また会では、マルタ国内で初めて日本大使館が開設され、事務所の準備も着々と進んでいることが発表された。2020年9月に日本に初めて在日マルタ大使館ができてわずか4年でこのように迅速な動きがあることは、両国の友好や信頼が深まっている象徴と言えるだろう。