EXHIBITION
展示会・活動紹介

『日欧宮殿芸術祭2021 in シャルロッテンブルグ宮殿』開催報告

作品展示 2021年6月4日〜6月6日
会場 シャルロッテンブルク宮殿 オランジェリー(ドイツ ベルリン)
時間 10:00-19:00(最終日は17:00まで)
主催 一般社団法人日欧宮殿芸術協会
運営 クリエイト・アイエムエス株式会社


Exhibition Period: 4 – 6 June 2021
Venue:Schloss Charlottenburg (Berlin, Germany)
Opening Hours: 10:00-19:00
Organizer: Japan-Europe Palace Arts Association
Management: CREATE I.M.S CO.,LTD

左からシュミット氏、今福孝男公使、ゲルマー欧州支局長

来場した在ドイツ大使館一行と協会の欧州支局メンバー

日欧芸術文化の新たな宮殿を展望する『日欧宮殿芸術祭2021』が開催された。今回の舞台はドイツ共和国の首都ベルリンで、会場となったシャルロッテンブルク宮殿は、プロイセン王のフリードリヒ1世が王妃ゾフィー・シャルロッテのために建造した夏の離宮である。

ドイツでは先月まで敷かれていた新型コロナウィルス感染症によるロックダウンが緩和され、市内には久々に多くの人出で賑わっていた。そんな開放感あふれるムードの中、本展は初日から多くの来場者が訪れ、久々に目にする日本の芸術・文芸に多くの視線が注がれた。年初は開催も危ぶまれたが、日欧宮殿芸術協会のゲルマー・トモコ欧州支局長をはじめとするドイツ国内の芸術関係者たちの惜しみない協力や、現地での芸術文化イベントを求める声に後押しされる形で、無事開催に至った。

今回の展示は、ジャンルの枠を超えて選出された日本の現代芸術家・文芸作家の作品380点に、ドイツの現代芸術作品で構成されている。いずれも協会の審美眼に敵った素晴らしい作品で、ソーシャルディスタンスの都合で入場人数が制限されたにも関わらず、会場は大きな期待を上回る驚きと喜びに包まれた。

また、6月5日には、会場に在ドイツ日本大使館の今福孝男公使が来場された。公使は独日協会ベルリンのカトリン・スザンネ・シュミット氏と、広報文化班山田翼氏、滋野井薫子氏を同伴。ゲルマー支局長の解説で出展作品をすべて鑑賞すると、会場を訪れたドイツの芸術家たちを労うと共に展示会について意見交換を行なった。
また、今回会場を訪問できなかった日本の芸術家・文芸作家たちの弛まぬ創作精神を賞賛し、彼らの努力する姿が日独文化交流の手本と述べた。なお、公使のメッセージは、日欧宮殿芸術協会の公式サイトにて公開されている。

ドイツアーティスト代表 ミハエル・スチューデント氏

会場内

 

ドイツアーティストから日本アーティストたちに向けてのメッセージ

在ドイツ日本大使館今福孝男公使からのメッセージ

タンガーミュンデ市長ヨアヒム・ピルドック様からのメッセージ