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2022.03.18

『日欧宮殿芸術祭2022 in Paris』開催予告

2022.4.24-26『日欧宮殿芸術祭2022 in Paris』開催予告

2022年4月、ついに『日欧宮殿芸術祭』がフランス・パリにて開催されます。『日欧宮殿芸術祭2022』は一般社団法人 日欧宮殿芸術協会の主催する年に一度の日欧芸術交流の祭典です。今回会場となるのはハル ドゥ ブラン マントー。本館はパリ4区に位置し、文化遺産に登録されているセーヌ川が横断するパリの情緒が溢れる地域として広く知られています。中でも会場周辺はピカソ美術館やカルナヴヴァレ美術館などを要するアート地区として知られ、芸術の発信地として最も相応しい場所と言えるでしょう。

ヨーロッパにおける日本文化の影響といえば19世紀のジャポニズムが真っ先に挙げられますが、パリが芸術の都となる上でも少なからず影響をもたらしています。当時、美術アカデミーに反して自由な表現を求めた画家たちは、葛飾北斎・歌川広重らの浮世絵から、大胆な構図や平面的な描写を学び、自らの作風を確立する上でのヒントとしました。モネやドガ、ゴッホらはその代表ですが、彼らの活躍が芸術の都としてのパリを確立したことを考えれば、日本文化の功績も少なくないと言えるでしょう。さらに今回の展示会を通じ、日本とパリの新たな芸術の歴史が芸術文化の力で更新されると共に、新型コロナウイルスによって疲弊した世界に明るい光を伝えるべく、関係者一同、誠心誠意取り組んで参ります。