EXHIBITION
展示会・活動紹介

【開催報告】アジアジャパンアートビエンナーレ2021inシンガポール

アジアジャパンアートビエンナーレ2021inシンガポール 開催報告

作品展示 2021年6月4日〜6月6日
会場 The Arts House(シンガポール)
主催 一般社団法人日欧宮殿芸術協会
運営 クリエイト・アイエムエス株式会社


The Arts House

二年に一度のアジア芸術の祭典『アジアジャパンアートビエンナーレ2021』が、アーツハウス(シンガポール)で開催された。本展は、長い歴史と豊かな多様性を誇るアジア芸術を、世界を結ぶ絆として発信する未来志向の文化事業であり、2019年に次いで二度目の交流展である。

開催地となったシンガポールは、「国際社会の縮図」とも評されるグローバル都市であり、2017年の世界都市ランキングでは並み居る大国の経済都市を抑え第4位となっている。さらに近年は急速に芸術国家へと変貌を遂げており、今もっとも芸術シーンで注目される国家と言えるだろう。

今回の会場となったアーツハウスは1827年に建物が作られて以降、国会議事堂として使用されるなど、貴重な歴史的建造物として知られる。さらに2003年からは現代的な美術館として新たに生まれ変わり、伝統と革新とを兼ね備えた芸術施設となった。今回の『アジアジャパンアートビエンナーレ2021』開催には、おそらくもっともふさわしい会場と言えるだろう。

会期中には日本とシンガポールを代表する現代芸術家・文芸作家による作品170点が会場を彩った。本展は新型コロナウィルス感染症対策のガイドラインに従い、入場者数の制限と、来場者同士の距離を保つことが義務付けられるなど、これまでとは異なる展覧会の光景だったが、それでも多くの人々が足を運び、ルールに従って日本の芸術家・文芸作家たちの作品を鑑賞した。

6月4日に開催されたオープニングセレモニーでは、シンガポール芸術家代表の陶芸家チャン・シャンブン氏や中華系芸術家協会の会長で、自らも画家として活躍するサイモン・ウィー会長らが出席。両者が日本とシンガポールの文化の絆が深まる意義について語るとともにシンガポール芸術家によるテープカットが行われた。今回はコロナ感染対策のため日本側の代表団はリモート参加となったが、セレモニーを通じて日本、シンガポール間の深い絆が確かめられた。

初日以降も多くの来場者に恵まれ、6月6日に「アジアジャパンアートビエンナーレ2021」は無事閉幕。本展を通して、今こそ芸術の力が求められていること、そして日本の芸術文化が国境を超えて元気をもたらすことが、広く世界へと発信されたことは間違いない。

作品を鑑賞する来館者の方々 1

 

 

作品を鑑賞する来館者の方々 2

 

 

 

 

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