EXHIBITION
展示会・活動紹介

日本タンガーミュンデ友好展 エルベ芸術の絆

作品展示 2019年9月7日〜10月20日
会場 ザルツ教会 ギャラリー・コントアー(ドイツ タンガーミュンデ)
時間 11:00-18:00(最終日は15:00まで)
主催 一般社団法人日欧宮殿芸術協会
運営 クリエイト・アイエムエス株式会社


Exhibition Period: 7 September – 20 October 2019
Venue: Salzkirche, Ausstellungskontor Siptroth (Tangermünde, Germany)
Opening Hours: 11:00-18:00
Organizer: Japan-Europe Palace Arts Association
Management: CREATE I.M.S CO.,LTD

日本とドイツの架け橋となった現代日本芸術家を称える芸術展『日本タンガーミュンデ友好展 エルベ芸術の絆』が、タンガーミュンデ(ドイツ)で開催された。

本展は、2017年に開催された『タンガーミュンデ収蔵記念展』の大きな反響を受け、再び日本の芸術および文芸を紹介するために開催された芸術交流展である。今回は、ジャンルの枠を超えて選出された日本の作品134点が展示された。

開催地となったタンガーミュンデ市は、ザクセン=アンハルト州エルベ川沿いに位置し、千年以上にわたる長い歴史と、レンガ建築に反木造建築の入り混じる町並みから「北エルベのローテンブルク」とも称される。会場には、タンガーミュンデの人々はもちろん、ドイツ中から多くの人々が来場し、2年ぶりに登場した日本の芸術作品に目を見張った。

また9月7日に開催された開催式典では、100人以上の人々が出席し、日本の芸術文化に対する注目度の高さが示される形となった。ヨアヒム・ピルドック市長が本展の開催を祝福すると共に、優れた作品を出展してくれた日本の芸術家・文芸作家たちに感謝の意を表した。

こうして本展は10月20日に無事終了。タンガーミュンデという穏やかな古都に訪れた芸術熱の日々は幕を下ろした。最後に、本展の成功の裏で、ドイツの芸術家たちの尽力があったことに触れたい。中でもタンガーミュンデ市在住の画家ミハエル・スチューデント氏は、以前より日本芸術との交流事業に協力してきた日本通であり、本展の開催における発起人の一人でもある。展覧会準備中はドイツ芸術家のまとめ役を担い、誰よりも展覧会の実現を喜んだ。その思いは、時を経ても決して色あせることなく、固い絆として後世へと受け継がれることだろう。